プラズマクリーナーとはあまり一般的ではありませんが、プラズマを発生させることにより、対象となる物質の表面を綺麗にし、不純物などを除くための装置を指しています。そもそもプラズマクリーナーと言われて、クリーナーとは掃除機のようなイメージだと分かるでしょうが、プラズマは何か聞いたことはあるけれども、火花とか雷のような放電あたりを指すくらいに漠然としたイメージしかない人も多いかもしれません。プラズマとは一体何のことなのでしょうか。これは、物質が陽イオンと陰イオンに電離し、それがごく少量ではなくて一定以上含まれている状態を指します。

詳細はもちろん物理学者の研究範囲ではありますが、そういうものを持ち出すまでもなく、常識的に考えれば陽イオンと陰イオンはそのままでは両者結合して電気的に中性の物質となってしまうはずですから、プラズマを作り出したり維持したりするためにはそれを上回るスピードで物質をイオン化させるか、あるいは結合力以上に両者を引き離すような力を加え続けないといけないと予想できます。全くそのとおりで、何のエネルギーも加えずにプラズマが存在し続けるようなことはありません。ところで、最初のほうに書いた火花とか放電などのイメージは実はさほど間違ってはおらず、これらは身近なところにあるプラズマです。プラズマはイオンの力やその高いエネルギーにより物質の表面にある不純物などと反応して取り去るような効果もありますから、プラズマクリーナーとしても利用できるのです。