光や熱処理、化学反応といった産業分野で欠かせない処理を担っている機器が、プラズマ装置です。主に表面処理や加工のプロセスで使用されており、その力は近年家庭用クリーナーや空気清浄機としても用いられるようになりました。プラズマ装置は名前の通りプラズマを発生させ、その力は有機汚染物質に結合します。その特性を用いて表面に付着した汚れや見えないホコリなどを分解させるのです。

分解後は水と二酸化炭素へと変化するため、他の化学反応よりもクリーンで安全性も高いことがメリットとなります。さらにプラズマ装置は、そのプラズマでプラスチックなどの表面を粗くすることも可能です。適度な粗さがあれば、物質同士が接着しやすくなります。こうした点においてもプラズマが使用されているのです。

プラズマ装置は研究機関・病院・印刷会社などあらゆる企業で用いられています。プラズマはプラスチックだけではなく、金属やガラス・樹脂といった素材にも反応することが出来るのです。使用した素材は水に馴染みやすくなり、コーティングなどがスムーズに運びます。こうした特性は工業用製品だけではなく、医療の分野にも使用され細胞培養の培養効率をアップさせることも可能となりました。

プラズマ装置はあらゆる場面で使用が出来るため、大きいサイズはもちろんのこと、研究用の小さいサイズのものも存在します。実際に導入する前にデモ処理を行い、実用化されるケースがほとんどです。