プラズマ洗浄装置は瞬間的に高電圧を発生させるプラズマの原理を応用し、表面のほこりやゴミなどを除去する方法となっています。洗浄液を利用しないことから濡れてしまうと品質を損ねてしまう物質にも効果的に利用することができるばかりでなく、その他に発生する効果が基板の洗浄に適していることがわかり、現在では電子機器を製造する工場などで効果的に利用されている実態があります。基板洗浄にプラズマ洗浄装置を使用すると、表面に高い電圧が加わるためその影響により基板の表面が荒れた状態になります。製造をしたばかりのプリント基板は表面が非常になめらかな状態となっており、このままでは部品などを接着する際に十分に接着できないと言うケースが少なくありません。

接着剤はその表面積によって接着強度が変わるため、荒れた状態になり凹凸が大きくなると、それだけ面積を大きくすることができ接着力を高めることができます。プラズマ洗浄装置が導入される前には手作業でワイヤーブラシを使用して表面に意図的に傷を付け、その面積を増やすと言うことが行われてきました。しかしこの作業は時間がかかる上、手作業によるため作業ムラも多く、不具合を生じるリスクも高いことが問題となっていました。プラズマ洗浄装置を利用することで均一に表面を荒れた状態にすることができ、効率的に部品の接着を行うことができます。

近年では特に部品の表面積が小さくなり、より強い接着力が求められることから、プラズマ洗浄装置を利用することが多くなっています。